【観劇レポ】雪組〜ポーの一族〜

宝塚

こんばんはマインドです。

今日はタイとは全く関係ありませんが宝塚の話を。

ここ数年は月組と宙組を観劇している私ですが、

先日、3年ぶりに雪組を観に行きました。

(御園座公演のBONNY&CLYDE、海辺のストルーエンセぶり!)

まず声を大にして1番言いたいことは…

みんな滑舌が良い!

主要登場人物からセリフが一言のみの子まで、とても明瞭で全員聞き取れました。

私が主に観ていた月組と宙組ですが、正直お芝居のセリフで聞き取れないことが多く

よく「ん?今なんて言った?」となることがありました。

特にお芝居が始まってすぐの時は状況説明のために早口セリフが多いので

それが顕著に感じられてきました。

ですが!今回の雪組はセリフから歌詞に至るまで全てくっきりはっきりと聞き取れ感動。

始まって5分少々で「あれ?全部聞こえる!」という感想を持ちました。

そして感動したことその2

場面の流れが美しい!

私が観る演目がたまたまそういうものに当たってしまうのかは分かりませんが、

宝塚のお芝居って若干のぶつ切り感が否めなくて…

例えば、場面Aが終わります→暗転→場面B→暗転→場面Cというように

暗転が多く、「はいこの場面終わりです。次の場面です。はい次の場面です」

と一つのつながった物語というよりは場面ごとに見せられて集中力が切れる感じがするのです。

せっかくセリも盆もあるのに、あまり使いたがらない演出家なのかしらと思ったり。

失礼ですが、ここ数年のお芝居作品は心の中で

(早く終わらないかな)

(今の流れでなんでそうなった!?)

(つまらないな。今日の夕食は何にしようかな)

とか関係ないことを考え始めてしまうのがいつものパターン。

これは演出だけでなく脚本にも原因があると思います。

説明台詞ばかりで登場人物の感情が見えない。

登場人物たちの気持ちの移り変わりが描かれていないから、彼らの行動やセリフについていけない、違和感を覚える等。

出演者の中に贔屓がいる方達は贔屓を観に来ていると思うので、

私のこの意見に反対の考えを持つでしょう。

実際に終演後、他のお客さんは皆「素晴らしかったわ!」「〇〇さんのあそこが素敵でー」

と感想を興奮されながら言っているので。

私の贔屓は10年ほど前に退団されていて、宝塚は今はチケットが取れたら観に行く程度です。

このように特に肩入れするジェンヌさんがいない私が、今の宝塚に抱いている感想が上記の通りです。

なので今回ポーの一族を観た時は驚きました。

アランにエドガーがバンパネラ(ヴァンパネラ表記じゃないんですね)だとバレるシーン。

あそこに入るまでの盆回り→階段を登る、が美しく自然で心の中で感嘆の声を上げました。

「そうそう、こういう流れが見たかったの!」

色々思うところはありますが、やはり小池先生は他の演出家とは一線を画すとわからされた感じです。

それでも感じる完成度の低下

観劇後は「面白かった」と思えた私ですが、やはり長い歴史を持つ宝塚ならではのあるある

「昔の方が〜」とつい言いたくなってしまう。

まだ宝塚歴15年の私ですが、それでも言いたい。

昔の方が揃ってた

今回で言うと、たびたび登場してきた「エドガーず」(10人?くらいのエドガー)

手を前に出した時の高さがバラッバラでした…

その後の踊りのユニゾンも微妙にズレてたり。

もう以前のように場面の長が主体となって自主稽古しない感じなのでしょうか?

一個前の宙組「ダイヤモンドインパルス」のロケットもまあ酷かった。(体が重そうだった)

1階席の後方や2階席から観たらそこまで気にならないと思いますが、

1階席1桁後半〜10列目くらいでみると粗が目立ちまくりです。

せめてダンスをピッタリ合わせるのだけはちゃんとしてほしいな…宝塚の群舞が好きな私はそう思うのです。

また、ポーは再演ものなのでどうしても初演と比べられてしまいます。

今回一緒に観劇した友人も

「花組の方がお芝居上手」と言っていました。

私も同じ感想を持ちましたが、決して雪組が下手だったというわけではありません。

ただ今回の雪組は「あっさりしていた」

例えばメリーベルがクリフォードに十字架を投げられエドガーの名前を呼ぶシーン

花組版の華優希さんは床に膝をつき椅子にしがみついて叫んでいました。

本気で怖がり、切にエドガーを求めていることがビジバシ伝わり胸がギュッとなったのを覚えています。

対して雪組版の音彩唯さん

床に膝をつくところまでは華さんと一緒ですが、そこから割とすぐに立ち上がって撃たれていました。

観る人の解釈によって好みは分かれると思いますが、

私的にはやや物足りなかったかな?

他の男爵とシーラの消滅も割とスムーズでしたし。

こればかりは難しいですね。お芝居にどれが正解もないでしょうから。

と、ここまで色々書きましたが総じてとても楽しい時間を過ごすことができました!

人ではなくなった朝美絢さんの美しさ、クリフォード先生のクズっぷり、

金髪長髪が麗しい縣千さん

久しぶりの雪組に目が足りませんでした!

余談

朝美さんのあの髪型、なぜか既視感が…と思っていたら思い出しました。

PUCKの新人公演だ。

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